〈Save Reginald Save Tidemill〉キャンペーンから〈釜ヶ崎センター開放行動〉への支援表明

2019/04/15 反ジェントリフィケーション情報センター

■原文(Original Text)
https://www.facebook.com/savetidemill/posts/575251539626375/(Save Reginald Save Tidemill/2019年4月7日)

昨日、〈セイヴ・レジナルド・セイヴ・タイドミル・キャンペーン〉の直近の会合で、ある日本人支援者が、去る3月31日に自治体が閉鎖しようとしていたコミュニティ・センターを占拠した大阪の運動家たちから私たちのキャンペーンに連帯が表明されていることを知らせてくれた。
私たちはデトフォードから、断固として占拠を支援するメッセージを送った!
運動家たちはウェブサイトで、次のように述べている。「現在のところ、〈あいりん労働福祉センター〉は、日雇い労働者やその支援者による抵抗のための仮設キャンプとして占拠されている。占拠は、センターが閉鎖される予定だった3月31日に始まった。大阪府・市の職員が最後にセンター1階のシャッターを閉めるため午後6時にやって来た際、集まっていた約300人が座り込みによってこれを阻止した。」
「その後の議論と交渉は、職員が結論を出すことなくその場を離れた午前2時まで続いた。そして、抗議者たちは抵抗のための仮設キャンプをつくり、今日まで維持してきた。この4日間、抗議者たちはブルーシートと段ボールの上に敷いた布団で眠り、支援者たちの寄付によって提供された食事を共に食ってきた。彼らはそこで議論を続け、そこから様々な声明や記事が出された。そして、自治体側からのさらなる応答と対話の続きを待っているところである。」
「と同時に、キャンプのあるセンター1階は、センターのサービスを利用する多くの家のない日雇い労働者たちのコミュニティや生活空間としての機能を果たしており、その意味で、キャンプはそれ自体が目的を達成する手段となっている。そこは雨風をふせぐ大きなシェルターであり、休息や睡眠をとる場所であり、トイレや洗い場を使う場所であり、仕事を待つ間集まって時間を過ごす場所だ。いったん閉鎖されてしまえば、みんな行き場を失ってしまうのである。」
さらなる情報はこちらから:https://occupy-kama-0401.tumblr.com

【訳:反ジェントリフィケーション情報センター(2019/04/15)】


■本サイト内の関連記事
◇村上潔 20180903 「デトフォードの占拠運動者たちは訴える、「ジェントリフィケーションは組織犯罪だ」」
◇Art&Critique, 20180920, “Open Forum, Deptford Art & Gentrification Walk. Old Tidemill Wildlife Garden, May 2018”.=20181001 村上潔訳「公開フォーラム:アートとジェントリフィケーション(2018年5月)――議論の概略」


■参考
◇Save Reginald Save Tidemill [Facebook]
 https://www.facebook.com/savetidemill/
◇釜ヶ崎センター解放行動
 https://occupy-kama-0401.tumblr.com